名古屋のカーエアコンクリーニング業者に依頼する前にカーエアコンの仕組みを知っておこう!

エバポレーターはカーエアコン内部の熱交換器の役割を果たす
エバポレーターはカーエアコンの内部にあり、熱交換器として重要な役割を果たす部分です。カーエアコンでは、まずエアコンガスと呼ばれるガスを圧縮して高圧かつ高温の液体にした後、一気に液体を気化させて冷気を作り出し、エアコンとして冷たい風を送り出します。
この過程でエバポレーターがないと、エンジン部品の損傷やエンジンオイルの劣化などが起こる可能性が考えられるでしょう。店舗ではこれらの劣化状況を無料で見てもらえます。
冷房を使用すると結露が発生しカビが繁殖しやすくなる
エバポレーターは、液体が気化する際に周囲の熱を奪う「気化熱」の原理を利用し、冷気を作り出す仕組みです。しかしエバポレーター内部と、車内の温度差があると水滴が発生しやすく、結露が大量に発生し、カビの発生源となります。
また、エバポレーターは車内を除湿する働きも担っており、水が溜まりやすくカビが繁殖しやすい環境です。とくに冬の間、冷房を使わない期間が続くことで、夏場に発生した結露や除湿された水分がエバポレーター内に残り続け、使っていない間でもカビが繁殖し続けてしまいます。
カーエアコンの風によってカビの胞子が車内に拡散される
エバポレーターに発生したカビを放置していると、人体に対して影響を与える可能性も否めません。エバポレーターに発生したカビの胞子は、カーエアコンの風によって、車内に拡散されていきます。カビの胞子を吸い込めば、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹、鼻炎、喘息、結膜炎などのアレルギー症状が現れるおそれがあるでしょう。
とくに最近では、夏型肺炎の流行とカーエアコン内のカビとの関連が指摘されています。また、カビの胞子は悪臭の原因ともなるため、エアコンの定期的な清掃が重要です。